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先日、フィールドレコーディングを始めるにあたって、どうしても作ってみたかったHydrophone を作ってみました。
今回、とりあえず作ってみよう!
ということで作業を始めましたので、悲しいことに制作動画は用意できませんでした。
今回使用した道具について
今回使用した主な道具
- ダイソーの110円のイヤホン
- ピエゾ素子(圧電素子)
- 耐熱電子ワイヤー
- 銅板
- ゴムチューブ
- シリコン
- ワッシャー(重りとして)
- 液状コーティングゴム
その他、はんだ付けに必要な工具、ニッパー、ペンチ、マスキングテープなどなど…
制作開始!
ざっくりとですが、…
イヤホンの分解とパーツの作成
まずはじめに、イヤホンのステレオミニジャック部分と配線を残す形でを分解します。
次に、銅板を切り取り配線を保護するためのケース部分を作成します。
今回はピエゾ素子のサイズで作成してみたかったので、マスキングテープを使用して外周を図り、それに合わせて銅板を切断しました。
側面と蓋部分を2セット準備します。
はんだ付け
はんだ付けは特に説明しませんが、ノイズ対策として−(マイナス)側の線は耐熱電子ワイヤーを使用して分配させ、側面と蓋部分に接地するようにはんだ付けをしました。
側面と蓋部分が一つのパーツでできている場合はどちらかで大丈夫と思いますが、今回は別パーツで作成していますので、両方にはんだ付けをしました。
原理は詳しくわかりませんが、お世話になっているエンジニアの方にこのやり方をききました。
アースの役割だったと思います。
(わかり次第リライトします。)
この段階で、ノイズチェクをしておきます。
テスターがあれば通電しているかチェックできるので、都度チェックをしていった方がよいのですが、自分のテスターは壊れているんので、耳で確認をしました。
密閉
この段階では蓋がまだ固定されていません。
漏電対策と配線の保護も兼ねてシリコンを流し入れます。
ある程度シリコンを流し入れたら、重りとなるワッシャーを入れて、さらにシリコンを流し入れて、銅板で蓋をします。
今回、はんだ付けの段階では問題なかったのですが、作業が進むにつれノイズを拾うようになりました。
隙間があいているからかな?
と思いましたので「ピエゾ素子に熱をあたえすぎると壊してしまうかも…」と思いましたが、はんだで密閉しました。
上記のことをしてもノイズは治らないのですが、場所や持ち方を変えると軽減されることがわかりましたので、たぶん作業環境の影響からくるノイズではないか?
と言う憶測のもと、これは試作品だということで、コーティングにすすみました。
コーティング
乾くとゴムになる液状コーティングゴムを使用してコーティングをします。
使用は、よくかき混ぜた液体にゆっくり浸すだけです。
1度目を浸けてから20分ほどして2度目を浸けていきます。
あせらずゆっくり浸すとうまくいく印象がありました。
半日ほど乾かしてから確認すると、どころどころ浸きが甘かったりしましたので、3度浸けました。
ラバーコーティング液は説明にラッカー薄め液でと書いてあるので予想はしていましたが、とても身体に良くはないので、外で使用する事をお勧めします。
浸け終わってから1日ほど乾燥させて完成です。
完成!そしてテスト録音
家の洗面台でですが、テストレコーディングしてみましたので聴いてみてください。
Thanks!
今回参考にさせていただいたサイトをご紹介しておきます。
https://www.phase57.com/build/contact-mic/
https://felixblume.com/hydrophone/