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二年くらい前に購入してからずっと本棚で眠っていたシャルル・バルグのドローイングコースという書籍(一時期Twitterで話題になっていたみたい)。
最近デッサンをちゃんとしていないしそもそも鉛筆も手にしていないなと思い立ち、去年の12月から極力毎日数十分でもいいからと模写をしはじめました。
まだまだ進め方が手探りなのと、線のコントロールが出来ていないのでなかなか四苦八苦していますが、ようやくプレート4に入る事が出来ましたので、ここいらで作業ログとして記事にてみました。
作業ログ
プレート1
この時は進め方も気にせず鉛筆を頼りに進めやすそうなところのサイズを計りながら進めていきました。
そのためか終わったときは、なんというか…絵を描くというよりは論理的に進めた疲労感がありました。
描き終わったとき、線を追い過ぎたためか手本よりも大きく描いてしまったりと散々でしたので、プレート1は2度チャレンジしました。2度目は描いた線のチェクのときに感覚的に違和感を探るようにしました。
それもあってか少しましに描けたと思います。
ちなみに写真は2回目のものです。
プレート2
プレート2で曲線もでてきたので「難易度上がりすぎじゃないか⁉︎」と思いつつ描き方を模索しながら進めました。
極力位置も同じになるように意識しましたが、なかなか思うようにいかずでした。
確実に右上の顔は、もう少し上に描くべきでしたが修正をせずにそのまま進みました。
やはりここでも大きさの違いはありましたので、問題点を残しつつプレート3に進みました。
プレート3
プレート3は、上下でセットになっていましたので左側から進めていきました。
やはりここでも手本より大きく描いてしまいましたので描き方を見直す事にしました。
ちなみに下の画像は大きく描いてしまった失敗例です。
(左側が手本、右側が模写)
ここまで自分なりにサイズ感は最初に測るのですが、何となく進めやすそうな部分から描いてしまうのがよくなかったように思いますので、まずはゆっくりと全体の大きさをチェクしつつ全体のアウトラインから進めて、線だけを追わないように気をつけて進めました。
描き方を変えてから、概ね大きく描き過ぎてしまう事は減ったように思います。
思うことや反省点、当面の課題など
今はひとまずA4のコピー用紙に手本をコピーして進めていますが、やはり手本が小さいと細々として分かりづらかったりします。
本来は拡大コピーをしてデッサン用の紙に描くのが良いので、やはりマニュアルにそった方がいいのだろうと思いつつあります。
また、書籍には、描き進めるにあたりサイトサイズ法といった手法(技法)の手引きが記載されていますが、いまいち理解していないのと、少しスペースが必要になるのでなかなか取り入れにくいのですが、なんとか少しづつでも取り入れていこうと思います。
反省点
気づけば線だけを追ってしまい形や全体へのアプローチが希薄になっていたように思います。
また、計っているときにその都度自分が動き過ぎているようにも思いました。
利き腕を前に出して距離を計った場合、自分と手本の距離や位置がかわれば得られる長さは異なると思います。
知らず識らず猫背になっていたり、椅子の高さが毎回違う… といったことで計る位置がずれていれば、正しい長さが得られず破綻していきますよね。
そういえばデッサンするときは、あまり頭を動かさず目だけを動かすぐらいの位置関係が好ましいと聞いた事がありますので、お手本が離れすぎている気もしますので置く場所なども要検討です。
次に、自分が描ける直線が短いため無駄に手数が多くなったり、無駄に線が太くなってしまう事が多々ありました。
思い返すと手首を軸にして描いてしまう事が多かったと思います。手首で描いている以上、可動域の狭さから丸まってしまったり、長い直線は描けないのは想像がつきます。
長い直線をひくには「肘から動かして描く」「肩から動かして描く」というように可動域を広げる必要があると思いますので、身体の使い方を気にしつつどこを軸にして描くか(描いているか)を身体に馴染むまで意識していこうと思います。
当面の課題
今回感じた反省点をふまえ、当面の課題として
- ちゃんと形をとらえる、線だけを追わない
- 描く姿勢を見直す
- 線の精度を上げる(体の使い方への意識)
で進めてみようと思います。
引き続きプレート4は着手していますので、ある程度進んだらまだ作業ログとして記事にしたいと思います。
進み具合はインスタグラムにもときどきアップしていますのでよかったら覗いてやってください。
追記 (2022/01/31)
プレート4を進めていてどうにも形が取れないのでどうしたものかと思い悩みましたが、結論して部分的な位置関係に囚われすぎていて対象の縦と横の比率への意識が欠けていることがわかりました。
全体を意識するように心がけているとはいえ、部分的な位置関係ばかり気にしていたら部分的には正しく感じても、やがて破綻していくのは目に見えていますよね。
よくよく考えれば描きたい大きさは必ずしも視認できるサイズと等しいとは限らないし、対象のモノの縦横の比率がわかれば描くサイズは自由にできると思われるので、比率への意識は大切だと身にしみました。
プレートの模写はお手本と同じサイズで進めますので、好きなサイズで描く事は今の所ありませんが、この気づきはとても大切なので意識していこうと思います。
追記 (2022/02/04)
自分の描いたものと見比べるようにお手本も画像の中に写していましたが、著作権的に良くないと思いましたので画像にぼかしを入れたものに差し替えました。
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